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東京喫茶物語:原宿 ヴォルール・ド・フルール

書店まわりの合間に喫茶店へ行くことを楽しみにして、原宿のヴォルール・ドゥ・フルールへ。かつて誰かに連れて行ってもらい、こんな大人っぽい店があるんだ・・カッコいいなあと思ったのを覚えています。竹下通りの目と鼻の先なのにビックリするほど静かな店内。BGMも控えめで、カップルらしき男女も小声で会話。喫煙可なのでタバコの煙の香りもしますが、独特の居心地のよさのあるカフェでした。原宿のど真ん中であえて読書や思索にふけりたい人にオススメ。デミタスカップに入った濃いめのコーヒーはベトナムのコーヒーを彷彿させます。ここには珍しくベトナムコーヒーもあり、昔はベトナム風サンドイッチもありました。当時は生豆をベトナムで買い付けており、ベトナムの食に開眼してサンドイッチを出していたとのこと(今はベトナムコーヒーとハス茶があります) 相当な変化があったであろう原宿で40年続くお店。ケーキセット1350円。写真は濃厚なカボチャのプリン。

ヴォルール・ドゥ・フルール原宿店